今回は32課発のテキスタイルブランド「tksyn(シン)」=自家生産が展開しているシリーズ「MERIMP」(メリンプ)についてご紹介します!
「MERIMP」とは32課がオリジナルで引いている糸の名前で、糸にするまでの原料選定から設計書の作成、加工までを32課で一元管理のもと生産した素材になっております。
MERIMPが他のウール原料と何が違うかと簡単にご説明いたしますと、数あるメリノウールの中でも非常にクリンプ(羊毛独特のくせ毛ようなちぢれ)の強い羊毛を世界中から集め、そこにsuper140’s原料をブレンドして原料になっております。その原料配合のレシピは門外不出となっている渾身のウールコート素材です!
生地の生産は毛織物の一大産地である尾州地方(愛知県一宮市を中心とした産地)で生産されており、メイドインジャパンの素材です。歴史ある機屋さんと協業し作っております。
ここまででお気づきになられた方もいらっしゃるかもしれませんが、「MERIMP」の由来は、「MERINO WOOL」と、選定原料の特性である「捲縮(CRIMP)」から来た造語です!
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こちらはメリンプを「リングヤーン」にすることでシャネルツイードのような風合いを実現しています。
最大の特徴は、先述したように捲縮の強い原料を使用しているため、「リングヤーン」にしてもメリンプ特有の反発感と膨らみをそのままにしている点です!
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メリンプの中でも定番かつ王道の二重織素材です!
かさ高なのに軽量で、肌触りも最高です!
スポンディッシュでしわになりにくいのも特徴です。
同生機のメルトン仕上げ<32-30347>もございます!
二重織に毛布起毛をした素材です!
こちらの起毛加工は、実際に毛布の仕上げを行う際の工程と全く同じ工程を行っているので、かさ高なのに軽量でスポンディッシュであることに加えて、「もふもふ感」満載です!
また、毛足が長いにもかかわらず毛乱れしにくいのも特徴です!
<32-30307> <32-30347>と同素材を先染めで表裏が違うカラーで作っている配色のリバー素材となっております。
ネップを混ぜたTOP糸を使った素材<32-30858T>もございます!
先ほどの二重織りのビーバー素材と後染めと先染めの風合いの差もあり、ネップも入っているので違った表情感になっているのが最大の特長の素材です。
他のメリンプ素材とは異なり、こちらは緯糸にインポートのニット糸を使用した素材です!
撚りの甘いニット糸を使用することで、ふくらみと柔らかさがありますが、経糸にメリンプを使用しているためハリコシを損なっておりません!
また、シャンブレーの配色にしているかつ、組織をヘリンボンにしているため、他との差別化がされています!
そして、このMERIMPにはすべて、織ネームがございます!
形にあわせて製品につけていただくことも可能です!詳しくは担当営業または、お問い合わせページよりお問い合わせ願います!
次回のリコメンドもお楽しみに!!