32課の仕入れ産地紹介、、、今週はついに第5回目になります!!!
第4回までは国内の産地を紹介してきましたが、今回はインポート素材を多く扱う32課が忘れてはいけない産地…!そう!!
イタリア、プラトー産地
を紹介していきます✊!!
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そもそもプラトーって??
プラトー(プラートなどとも言います)はイタリア三大繊維産地の一つ。イタリア中部のトスカーナ地方の都市で、同じトスカーナ地方で最も大きな都市、フィレンツェの少し北西に位置しています。
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ルネサンス期以前より毛織物の生産をしてきた歴史を持ち、綿や麻などの多様な素材開発とデザインに力を入れながら発展してきた産地です。さらに近年では化学繊維を使った布帛からジャージーまで、繊維とファッションの産地として変化を遂げています。
大きくは天然繊維が得意な産地。産地紹介#1で紹介した、国内でいうところの 尾州 に似た産地なのです。ちなみに首都ローマを東京、北のミラノを大阪、フィレンツェを名古屋に例えれば、まさに位置関係までイタリアの尾州…!
またプラトーには Museo del Tessuto(プラトー織物博物館)などもあり、繊維産業の歴史を見て学ぶこともできます!さすが繊維産業の街ですね✨
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32課のインポート素材
32課では60000番代がインポート素材になっています。取り扱っているインポート素材すべてではありませんが、大多数がプラトーのメーカーで作っているものになります。
代表するメーカーとして、MANTECO、NLAYA、FAbRICA、La torre、BALLI …など。(↑メーカー名をクリックしてぜひ素材をチェックしてみてください🔎) どこもオリジナリティ溢れる素材を作っている、素敵なメーカーさん達です!!
32課では、秋冬のウール…特に紡毛のコート素材を中心に、綿のシャツ地、経糸にシルクやナイロンの細いフィラメントを使った先染め素材などを、このプラトーにあるメーカーで作っています。
イタリアならではの仕上げや加工も多く、薄地の仕上げに行う エンザイム加工 (ニドム加工のような加工) は国内では難しい表情で、ファンも多い加工です! …32課のエンザイム加工商品一覧はこちら
またコート素材も、膨らみ感や毛乱れの起こりづらさに長けた仕上げが多くなっています🐏
さらにヨーロッパらしい感性を生かした色柄や、大きな工場を持つことでできる再生ウールの開発など、イタリアならではの素材はまだまだたくさんあります!!ある程度小ロットで生産が可能なメーカーも多くあることも特徴です◎
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何か新しいアイテムを作りたい!となった際には、ぜひ32課のインポート素材、プラトー素材を覗いてみてください😊😊