Manufacturing Process of Textile
~生地ができるまで~
今回のリコメンドは生地ができるまでシリーズ第2回目になります!テーマは、、
新柄ができるまで
32課ではファンシーツイードやストライプ、チェックといった分かりやすい先染め素材だけでなく、シャンブレーでカラーに奥行きを出すことがよくあります!
しかしながら、それらがどう生み出されているかは意外と知られていないだろうと思います…😢 そこで今回は、先染め素材の色柄が生み出されるまでの工程を紹介します🌈
まず初めに行われるのは、デザイナーによるシミュレーション作成です。
シミュレーションとは… 特殊なソフトを使って、生地の規格を設定したうえで色を組んでいきます!このソフトで、糸種類や番手、カラートーンなども細かく設定することができます。デザイナーのセンスが光る場でもあります✨
☝ちなみにこちらは、32-30901 グランピアンズコードのシミュレーションです。絶妙なシャンブレー感がお洒落ですね!
そして新柄誕生までの過程で最も重要になるのは、ズバリ マス(舛)です!
マス(舛)とは… 経糸は固定のまま、緯糸を途中で打ち換えながら作った柄見本のこと。色ごとに経糸をかけ直さなくていいのため、手っ取り早く、そして一目に、何通りもの色や柄の出方を確認することができます。シミュレーションを実際の生地に落とし込んでいく作業でもあります。
依頼したカラーと相違はないか、どの色をリスクしていこうか、営業とデザイナーでああでもないこうでもないと言いながら検討します!
☝32-1304 テープヤーンラメファンシーツイード
☝32-69467A 32-68829 FABRICA エンザイムシャンブレー
こうして色選定をおこなったのち、実際に見本反や量産反に仕掛かります!
いかがでしたでしょうか?次のリコメンドはいよいよ織物が作られる具体的な過程の紹介にはいっていきます。生地ができるまでシリーズ、次回もお楽しみに👀
各品番のスワッチ依頼、詳細は各品番のリンクからご確認よろしくお願い致します!