ウールについて、シリーズ化し始めて5回目を迎えました！
今回は、獣毛に着目し、羊の他にも毛製品となる動物・その毛の特性についてです🐪🐇
・カシミヤ
・アンゴラ
・アルパカ
が、ウールの他に代表的に使われる毛を持つ動物であり、32課の商品でも取り扱いがございます✨
・カシミヤ
カシミヤは、カシミヤ山羊から取れる毛になります。
中国やモンゴルなど、アジアを中心とした高台に生息しているそうです🏔️
うっとりする手触りのカシミヤの機能や特徴とは？ | 生地に詳しくなれるマガジン|テキスタイル、アパレルに関する情報を更新するブログです。
繊維の細さからなる肌触りの良さが特徴で、軽さや光沢感も備わっています…！
繊維の細さは14μｍ～18μｍとウールが20μｍとすると、細いことが分かりますね！
32課では、コート地として取り扱っております🐐
Pecolamb カシミアーナ ファインメリノ ダブルビーバー
・アンゴラ
アンゴラウサギは、トルコのアンゴラ（現：アンカラ）地方が原産です。🐰
衣料に用いる毛皮を採取するため、産業用にフランスで飼育され、その後イギリスをはじめ欧米諸国にも広がりました。
毛色は、黒、灰色、黒、褐色など様々です。
繊維長は短く、単体では使用しません。そのままでは梳毛原料としては不向きの為、紡毛原料として用いられるのが一般的です！
アンゴラもコート地の商品になっております🧥
アンゴラ圧縮ビーバー
・アルパカ
アルパカには2つの品種があり、全体の90％を占めるワカイヤは柔らかく密度の高い縮れ毛を持ちます。
もう一種のスリは巻き毛で、繊維が長く、シルクのような質感を持つそうです🦙
通常、年に一度、春から初夏にかけて、暑くなる前に毛を刈り取ります…！
コート地もリスクしていますが、軽やかなジャージーのアルパカの毛足を活かしたシャギー素材もおすすめです✨
ソフト アルパカジャギー
今回ご紹介した品番以外にも、まだまだ獣毛混の商品はございます！！
紡毛素材が中心となりますが、ウールは梳毛紡毛の両面で幅広く取り扱っております🐏
来AWに向けて今回得た情報が少しでも参考になれば幸いです🍀
気になる素材があればお気軽に担当営業にお問い合わせくださいませ…！
それでは！次回の更新もお楽しみに😊✨