皆さんこんにちは😊😊
大寒波の影響が大きかったり、と思ったら暖かい日が来たり…
寒暖差に対応するのにも一苦労ですね、体調には気をつけて過ごしていきましょう!

今回はウールの原料についてです🐑
前回は、梳毛と紡毛についての話でしたが、少し工程を戻って
糸になる前のお話になります☁️

ウールは取れる原産地によって原料に違いが出ます!🌎
世界中に羊は生息していますが、今回は32課の商品に使わせてもらっているウール原料の地域2か国に言及していきます!

1.オーストラリア🦘

オーストラリアのグランピアンズ地方のウール原料を使用した、GRAMPIANS WOOL(グランピアンズウール)です!トレーサビリティに配慮しており、主に2/60での展開をしています🧶
SUPER100原料使いで高密度でもチクチクしない、シンプルでモダンな上質ウール素材です!

グランピアンズコード BOLN
グランピアンズコード BOLN
<32-30415>GRAMPIANSWOOL CORD-BOLN

2.イギリス💂

糸の買い付けから設計書の作成、加工までを32課で一元管理のもと生産しています!
認知度の高い英国羊毛は、ガサっとした粗野な質感が特徴の素材です!🧶

英国羊毛無地
<32-30658>英国羊毛へリンボン

先ほど、グランピアンズウールの中に”SUPER100”と書いてあったかと思います。

SUPERとは…ウール素材の原料である羊毛の細さを表します!

繊維長が長いSUPER原料を使うことで、「上質さ」をアピールすることができるのです!
SUPER100は、繊維の直径が18.5μmで、適正番手は80番になります。
グランピアンズウールは、60番でSUPER(100=18.5μm)原料を使っているため
適正番手より太い糸となり、より希少価値の高い糸で作った糸軸となるのです✨

グランピアンズウールの他にも、2/80シリーズや、SUPER140原料を使用したMERIMP、SUPER160原料を使用したSPWOOLシリーズの展開もしています!
・2/80:<32-30406>ニッパチエールフォルツァ
・SUPER140:<32-30035>メリンプキヌア
・SUPER160:<32-30203>SPWOOLトロピカルクリスプ

少し複雑な説明になってしまったかもしれませんが、触っていただくと違いをはっきり感じていただけると思います!
産地や原料の違いでウールの良さがガラッと変わるところが面白いですよね🐏

次回は羊の毛の部位についてです!
お楽しみに✨✨✨

※気になる生地等ございましたら、お気軽にお問合せください!