第二回目となる今回は、尾州の修整工場にお邪魔し、検反を体験させていただきました!!
そもそも何故検反が必要なんだろう。検反でどんなことをしているのだろうと思い自ら体験することに。
検反をする理由はいたってシンプル!!
お客様に綺麗な生地(反物)を出荷し、製品(お洋服)にして頂くためです。
反物を検査する「検反」は、検反機と呼ばれる専用機に反物をセットし、生機補修・中間補修・仕上げ補修と大まかに3段階あり見落としの無いように流れる生地を凝視。手早く、厳しく検査していきます。
ます初めに織上がった生機を検反→次に染色や加工後に行う中間検反→最後に仕上げ後行う仕上がり検反を行います。
「織りキズはないか?」「汚れはないか?」「(糸の)結びコブはないか?」、、、。
無事なにもなければ「A 反」(合格反)となり、出荷を待つばかりです。
欠点があった場合にはピンセットなどで修正できる範囲は修正、コブを抜いたり異原糸を抜いたりetc…
仕上がり補修(仕上げ検反)では使用できない欠点箇所にバノックと呼ばれるプラスチック製の物を打ちます。そうすることによって縫製工場で裁断を行う際に省くことができるからです。
実際に生機補修を体験し、いかに過酷かを実体感しました。検反作業中は常に立ちっぱなしで、夏はかなり暑く冬は凍てつく寒さでした。
こうした方々の支えがあって生地が出来上がり僕たちが営業活動をさせていただけているのだと痛感しました。
第二回はここまで!!
第三回もお楽しみ!!