メディア 2023.11.10
瀧定名古屋24~25年秋冬婦人服地 ふんわりと柔らか 着心地良く暖かく、光沢感 表面変化させたニットやボリューム感あるキルトを訴求
瀧定名古屋24~25年秋冬婦人服地
ふんわりと柔らか
着心地良く暖かく、光沢感
表面変化させたニットやボリューム感あるキルトを訴求
繊研新聞 2023年(令和5年)11月8日 掲載
瀧定名古屋の24~25年秋冬向け婦人服地は、
“生活をより良くするために未来につなげていく”という「ビーコネクテッド」をテーマとする。
コロナ渦でニーズが増した安らぎ感や安心感を重視し、
ざっくりとりた表面間で柔らかいバルキー性、光沢感、シアー感を表現した。
バルキー素材を多く使ったカテゴリー「クワイエット」は、
ウェルネスやリラックス性を重視し、着心地の良さや暖かさを備えた。
ヘリンボーンとリブで立体感を掛け合わせたウールジャカードなどニットや、
ソフトカラーのシャギー、ボリューム感のあるボア、ファーなどを揃える。
軽量で透け感のあるシアー、チュール素材は引き続き人気だ。
ラメやシルバーなど未来的な光沢感を入れ、目新しさを演出した。
キルトは、柄ピッチをより大きくして膨らみを増した。
クワイエットの色は柔らかい白や生成り、ペールカラー、光沢感のあるシルバーが中心。
対照的にフォーマル生地にミステリアスと機能性を付加した「パラダイスバード」は、
深い茶と黒を中心にオレンジやイエローなどの差し色を取り入れる。
高密度タフタは滑らかな質感にこだわりナイロン薄手生地はシワ加工でレザー調に仕上げた。
生地のつや感や柄でミステリアスさを演出したものもある。
サテンなどの光沢のある素材、杢感を出した梳毛調のポリエステル、
レーヨン、アニマル柄のジャカードなどを見せた。
クラフト感のあるネオプレッピーをテーマとした「ネスト」は、ポップでレトロな素材群だ。
ラメやファンシー素材を充実させ、カラフルな多色使いを見せた。
1着で様々なアイテムと組み合わせられる可能性を訴求した。
レトロな柄や色を表現したのは太番手のポップなツイード、小柄ジャカード、
ストレッチ性のあるカラージャージーなど。
他にビンテージデニム調素材、伊や仏、トルコなどのノスタルジックなオリジナルプリントも提案する。