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メディア 2025.02.13

瀧定名古屋婦人服地部 製品事業を拡大

瀧定名古屋婦人服地部 製品事業を拡大
  
繊研新聞電子版:2025年02月13日更新
  
瀧定名古屋婦人服地部は、新しい切り口として製品事業を拡大する。
婦人服地部各課のハブの役割をする89課を中心に、生地から製品まで
トータル提案する出口戦略を今期の中核事業として強化する。
  
89課は生産とデザインのプラットフォームを10年以上かけて構築してきた。
製品事業を拡大するため半年前から準備をし、1月の展示会で、アパレルに
向け大々的に訴求した。
婦人服地部が生地から製品まで関わることで、案件ごとに最適な縫製を行い、
安定した品質と納期を実現する。
2000品番以上ある婦人服地の全ソースを活用し、コストメリットも追求できる。
   
1月に東京・表参道で始動を意味する「チャプター1」の展示会を開いた。
住友金属鉱山との協業で瀧定名古屋がペレットから仕入れて開発している多機能素材「ソラメント」や
バイオワークスが研究開発するポリ乳酸(PLA)繊維「プラックス」を
デザイナー・大野陽平氏による協業で製品にして見せた。
  
展示会は2日間で107ブランドが来場した。
商談が進んでおり「大成功」(河内明彦婦人服地部部長代理兼婦人服地89課課長兼
婦人服地営業推進室室長兼プラックスTFリーダー)と、工場との取り組みや原料から
開発する強みを打ち出し、製品事業の認知を高めることができた。
  
次回のチャプター2は5月中旬に予定しており、素材ストーリーやデザイン軸を意識した26年春夏物を発表する。
展示会は、チャプター4まで計画している。
  

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