お知らせ 2022.07.01
引き合い強いサステイナブル素材
繊研新聞:6月30日掲載文
コロナ禍でも重点顧客に対しての販売が進んだ結果、今期(23期1月期)、
テキスタイル部門では2〜4月、前年度比で増収増益で推移している。
SNSを通じてユニフォーム関連など新規客の開拓も進めている。
中でも引き合いが強いのがサステイナブル(持続可能)関連素材だ。
4月の「サステナブルファッションEXPO」にも出展したが、メンズ・レディスを
問わずサステイナブル素材に注目が集まっているのを感じる。
特殊原料をリサイクルポリエステルに練り込み、太陽光の蓄熱保温機能を付加した
「ウォームダール」、衣服内で湿度調節をする天然由来の活性微粒子を使った
快適素材「37.5」テクノロジーなどを提案し、来場者からの反応も上々だった。
製品部門も増収で推移している。どの販路もおしなべて良く、反動もあるものの、
コロナ禍で苦戦傾向にあった郊外型専門店チェーンも動き始めた。
アパレルのテイストが今までのカジュアルから、エレガンスに変化しているのを感じる。
アウターやオケージョン向けのアイテムも堅調に売れている。
今後力を入れていくのが、海外へのテキスタイル販売だ。
4月がらオランダ・アムステルダムの現地法人の人員を1人増員し、3人体制にした。
ここを起点に、欧米、中国や韓国などアジアへのテキスタイル販売を加速させる。
さらに展示会では、テキスタイル部門と製品部門も強化していく。