メディア 2022.04.04
在名4商社 尾州産地との取り組み
取締役 婦人服地部門担当 瀧浩之氏 尾州産地との取り組み
繊維ニュース 3月29日 掲載分
―事業部の概要を教えてください。
婦人服地部は7課体制でカットソー、織物、原料の各課に分かれています。
その中で織物を扱っているウールの32課、天然繊維や複合スパンの11課、意匠物やプリント物の34課が尾州との取り組みを深めています。
―尾州の強みは何でしょうか。
さまざまな原料をブレンドして糸が作れたり、加工によって多彩な変化を出せたりと無限大にオリジナル性を表せます。
思い描いたものが作りやすい産地で、当事業部としてもなくてはならない存在といえます。
―事業部の商況は。
昨年末から店頭もほぼ通常通りに営業しており、順調に生地も動いていましたが、まん延防止等重点措置以降は鈍化しました。
海外向けでは中国販売が順調でしたが、最近の新型コロナウイルス感染拡大で不透明さを増しています。
―今後の事業部の方向性は。
安定供給を大命題としていますので、課ごとに尾州のメインの仕入れ先を決め、適時適品が生産できる体制を敷いています。
原料課があることで尾州との取り組みを今まで以上に深化しています。こうした体制を生かし今後も尾州と共同したモノ作りを続けていきます。