お知らせ 2021.03.26
レアメタル、蓄熱効果でウエットスーツに
レアメタル、蓄熱効果でウエットスーツに
電動車や再生可能エネルギーの発電設備に欠かせないレアメタル。
世界的な脱炭素の流れで脚光を浴びる、この素材を繊維に応用したのが繊維商社、
瀧定名古屋(名古屋市)だ。
2年ほどかけて2020年にレアメタルとポリエステルを組み合わせた⽷を開発した。
この⽷は紫外線を吸収し蓄熱効果を生む。
「付加価値の⾼い素材を提案しなければ業界で⾒切られてしまう」(瀧浩之取締役)と
あって、同社は⼀般的な素材に比べて10度以上⾼い保温効果を実証。
まずサーファー向けのウエットスーツに採用された。
21年以降は秋冬物で本格展開し、海外にも売り込む考えだ。
2021/3/22 18:00 ⽇本経済新聞 電⼦版から抜粋