メディア 2020.02.10
「ミラノ・ウニカ21春夏」の日本勢 各出展者とも集客に苦労 新型肺炎も直接・間接に響く
「ミラノ・ウニカ21春夏」の日本勢
各出展者とも集客に苦労 新型肺炎も直接・間接に響く
今回も安定した集客力を見せたのはスタイレム、瀧定名古屋。
いずれも周到な事前準備が光った。
コレクションの約半数をエコ・サステ素材にして臨んだスタイレムは、
既存客とのアポを満遍なく割り振り
「常に来客がある印象づけで、新規客も呼び込み、
現地でブランドイメージ浸透も図る」。
会期の直前に、海外向け「ゼン・キワミ」コレクション専属チームを置き、
商談で得た顧客ニーズを、各産地と組んだモノ作りに
迅速にフィードバックする体制も整えた。
瀧定名古屋は、手薄なイタリアのトップメゾン攻略と
生地・製品の一貫提案強化に向け、
昨年11月にミラノ市内に現地エージェントと共同でショールームを設置。
対象シーズン向け生地コレクションを携えて行う
年末の訪問営業から、MUでの調整を経て、さらにその後、
生地コレクションの目指すライフスタイル・世界観を
製品でも提案できる一連の流れを作っている。