Exhibition May.2,2018
瀧定名古屋婦人服地部門19春夏向け
ナチュラル志向背景に グリーンに焦点当てる
瀧定名古屋婦人服地部門は4/18(水)~20(金)の3日間に渡り、
東京・秋葉原UDXにて19年春夏向けを発表した。
瀧定名古屋婦人服地部門は19年春夏向けで、
「ビオライフ」をテーマにカラーをグリーンに絞って
素材提案している。
技術革新によるハイテク・テキスタイル開発が注目されてきた
繊維・ファッション業界だが、他方で対極にある
ナチュラルへの関心も高まっている。
そこで、こうした時代を象徴する色としてグリーンに焦点を当てた。
テクノロジーと心の癒し、健康などのバランスを表現している。
濃淡のカラーグループに素材群を編集。
グリーンの色合いごとに適した生地を提案している。
最も濃い「パラダイスグリーン」はアクセントカラーとしての
ピンクやイエローも加えて、ココヤシやパンノキなど
熱帯性の植物の濃い色目を表現。
やや濃さを緩めた「スプリンググリーン」は
5月頃の若葉や草木の伊吹をイメージ。
明るいターコイズブルー(青緑)が象徴的な
「ミントグリーン」は、ペパーミントやスペアミントの色合い。
「ピーコックグリーン」は孔雀の羽の鮮やかな青緑を、
「カーキ・アンド・オリーブドラブ」は英軍や米軍の軍服、
車両の迷彩色から派生した色目を紹介している。
素材では先染め・柄物傾向が続く中で、
遊び心のあるツイードやジャカードなどを紹介。
またリネンにも注目、肉厚から薄地までの幅広いレンジ、
杢調やドライタッチ、スラブ調など表面変化のある素材も提案している。
梳毛では、ジャケットとボトムのセットアップ向けなど
夏の通勤着に適合したものを企画している。
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