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サステナビリティ 2024.10.17

サステナブル・ファッション ドレスメーカー学院との産学連携レポート

■ドレスメーカー学院 産学連携発表会
対象は高度アパレル専攻科2年生 4名
瀧定名古屋㈱で不要になった生地を提供し、
それを使ってシャツとパンツを作る課題の産学連携の発表会です。

 

提供した生地は、紳士服地部と婦人服地部からでた
春夏向け展示会サンプル(全幅長さ60-70cm)、
3課販売用プリント&レースサンプルなど、すべて着分には満たない長さ。
4月に生地を送り、生地コンバーターの役割とサステナブルファッションの講義を行いました。
弊社のような生地コンバーターの業務の中で、どうしても出てしまう
不要生地を使ってシャツとパンツを作ることを課題として、作品制作。
同時に企画コンセプト、着こなし提案などの企画書をパワーポイントで作成。
 
発表会では、企画書プレゼンと製品が発表されました。

 




 

4月の講義の後で、各学生が使いたい生地を選びその生地の特性について説明していたので、
コンセプト作り、製品つくりに明確な目的が生まれ、生地特性を利用した作品が発表されました。
特にスポーツ系機能素材を好んで使っていました。
例えば、薄手の撥水、吸放湿素材をファブリックブロッキングしてチャイニーズイメージの
ショート丈シャツを作ったり、オクタを保温対策に使うスポーツ機能素材と認識しながらも、
その透け感と起毛感に着目してハーフパンツを作ったり。
学生のアイデアはとても面白く、我々の既成概念を軽く飛び越えていくのでした。
生地が短いために、途中で剥ぎ合わせを入れたり、ファブリックブロッキング、
さらに小さな生地サンプルを使って細かなパッチワークと、選んだ生地を
いかに大切に使っていくか学生の気持ちが伝わる作品でした。
配色のバランスも非常に優れていてカワイイ。

 

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