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お知らせ 2023.03.29

ナイロールPTリーダー 課長代理 宮川 朋之さん “ならでは”の強み“

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瀧定名古屋
ナイロールPTリーダー
高機能商品開発販売課92課 
課長代理  宮川 朋之さん
“ならでは”の強み“

  
 知り合いのデザイナーから「紹介したい人がいる」。
19年の暮れ、秋葉原で会ったのが印刷大手、共同印刷の開発部長だった。
世界的に珍しい、再生可能エネルギーの太陽光に含まれる近赤外線を
吸収するレアメタルのナノ材料「CWO」を練り込んだペレットを開発したという。
 
 そのペレットを原料とした糸で作ったマフラーを触ったら非常に暖かい。
ランプに直接照射させ、サーモスカメラでのプレゼンも新鮮で衝撃を受けた。
 当時、宮川さんは悩んでいた。
営業で大手を担当すると、商社とキャパシティーの奪い合いになる。
ニッターや機屋と競合する時もある。
毎週通って熱意を見せての営業は早晩限界が来る。
“ならでは”の強みを持たないと今後勝てない。
 
そう思い、20年から取り組みをスタートした。
当時所属していた14課はカットソー生地がメインで、自分は正直原料に明るくない。
またペレットから仕入れるのは瀧定名古屋の歴史上初めて。
既存の仕事と兼務で、使うペレットの量と糸番手などを周囲に相談しながら、
新素材開発に奔走した。
 
 ポリエステル糸を開発し、20年秋冬、ウェットスーツを開発・販売して反応は上々。
確かな機能性からスポーツブランドから引き合いは強い。
素材名は近赤外線をコントロールするという造語「ナイロール」だ。
 「宣教師のようにナイロールを広めている」。
昨年4月今の部署ができ、専任になった宮川さん。
プレゼン時、必ず持ち歩くのは組み立て式ランプである。

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