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2016年6月7日 瀧定名古屋17年春夏向け婦人服地
華やかな色を充実
  • 繊研新聞 2016年6月30日

    トップに聞く わが社の今期方針 
    瀧定名古屋、瀧昌之社長 横串でトータル提案進む

    企画段階から顧客と話し込むことで、
    原料からさかのぼった企画立案、商品絞込みによる
    原料共通化や生産コストを軽減して収益性を高めるなど、
    「顧客の懐深く入って」取り組みを深めることができた。

    一方で課を横串して顧客に提案できるプロジェクトを進めている。
    課別独立採算制では、顧客へのトータル提案で内容が重複することがある。
    顧客にとって利点が多いトータル提案を進められた。
    生地部門を中心に販路を広げ、ファッション業界のあらゆる販路に、
    部品である生地を安定供給する役割を果たした。

    この横串機能を婦人服や紳士服にも広げている。
    当社が得意としている企画提案型の製品供給ではなく、
    「加工受け」に偏った現状を是正するのも目的だ。

    生地開発や縫製など物作り機能では、
    仕入先への社員研修やカンボジアの縫製工場への出資などを通じて、
    社内に知識やノウハウ、組み立てる管理技術などを蓄積した。

    今期も引き続き川上段階を中心とした物作り機能を強化する。

    川上の基盤整備を生かし、企画から生地・副資材調達、
    縫製では知識やノウハウを駆使した、
    問屋ならではの商品提案と供給機能を果たす。

  • 繊研新聞 2016年6月28日

    瀧定名古屋17年春夏婦人服地
    一味変えて新鮮に ドライ感と適度なハリ

    瀧定名古屋の17年春夏婦人服地は、定番や継続人気の素材感をベースに、
    糸使いや後加工で鮮度を向上させている。
    オーバーサイズのトレンドを背景に注目するのが、
    フォルムが表現できるコンパクトさとドライな質感を備えた
    タイプライター、麻、麻調。強撚糸使い、エンザイム加工や
    塩縮加工で着込んだようなナチュラルなシワを刻み、表情に変化をつけた。

    トレンドが大きく変わらず、消費も冷え込む中、
    顧客から「冒険はしたくないが、変化がほしい」
    という要望が強まっていることから、
    実用的な素材にひねりを加えて進化させる
    ”リノベーション”を企画の柱に据えた。

    欠かせない要素が、乾いた質感。
    代表格の麻は、トリアセテートやレーヨンといった再生繊維を混ぜ、
    上品な光沢とややドレープが流れる適度なハリを持たせる。
    強撚糸使いもポリエステルからトリアセテート、 キュプラなど再生繊維にシフトし、
    ドレープとハリコシの中間のバランスを追求する。

    1年ぶりにヒットが期待されるのが、タイプライター。
    17年春夏は洗いやエンザイム加工で、少しシワをまとわせ、
    リラックスした表情を作る。
    16年春夏に火がついた擬麻加工の流れを引き継ぎ、
    梳毛、梳毛調ポリエステルも拡充した。
    メンズライクに振れすぎないよう、細番手糸を使い、
    丸みを帯びる程度の反発感とドレープを出すのがポイント。
    セットアップやスーチングに打ち出す。
    16年春夏から人気が続くシャツ地は、サッカー、リップル調のコードレーンなど、
    肌離れが良く、フォルムが出せるハリコシが欠かせない。
    無地からの変化に推すのが、先染めのボーダーやチェック。
    マルチカラーや大き目のピッチでも、
    色の組み合わせや仕上げでエレガントにこなす。

  • 繊研新聞 2016年6月7日

    瀧定名古屋17年春夏向け婦人服地
    華やかな色を充実

    瀧定名古屋は17年春夏向けの婦人服地で、
    差別化要素として色を提案する。
    赤やイエローといったブライトカラーから色味を帯びたダルカラー、
    フェミニンなピンクまで、「こんなに色を出したのは初めて」というほど
    華やかな色を充実させた。

    素材やスタイルのトレンドが大きく変わらず、
    素材感での差別化が難しくなっていることから、
    一見して変化が伝わりやすい色の活用を推す。
    この数年、色の復活が期待されながらベーシックカラーのトレンドが続いていたが、
    16年春夏にミントグリーンなどたんす在庫にない色が浮上したため、
    17年春夏に向けてインパクトのある色を幅出しした。

    全体にはアスレジャーのテイストを意識し、
    フェミニンにスポーティーな要素を加えた。
    ベースの生地は、フラットな表面がぐっと減り、
    組織の凹凸や、シアサッカーや塩縮加工に代表されるシボ、
    洗いでさざ波のようなシワが刻まれたものが多い。
    縮緬も久しぶりに出したという。
    ジャージーは洗いをかけ、力の抜けた顔に仕上げる。

    ブライトカラーを落とし込んだのが、
    ベーシックにひとひねり加えた素材群。
    塩縮加工や糸使いで表面に凹凸を表した綿織物や
    ペーパータッチを付与したナイロン綿のシャツ地を揃えた。
    ブルーやイエロー、赤とひと際明るい色を乗せたのはアウター向け。
    タイプライタータッチの高密度ジャージー、
    ビンテージっぽい雰囲気を出したナイロンタフタなど
    ハリコシある素材を、スポーツパーカやトレンチコート向けに打ち出した。

    センシュアルなスタイルを狙った素材は、薄く軽量ながら、
    ふっくらしていてドレープ性豊か。
    スキンカラーのバリエーションを出した。
    質感は、起毛加工やスエードの滑らかなタッチか、
    麻調ポリエステルやオーガンディなど乾いたタッチのどちらかに振り切る傾向。
    光沢感が戻ってきており、シルキーサテンやグロッシーサテンも拡充した。