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2016年5月2日 17春夏婦人服地 「フェミニン+スポーツ」にカラー
ベーシック一辺倒から脱却 「表面変化」力強く復活
  • 繊維ニュース 2016年5月2日

    17春夏婦人服地 「フェミニン+スポーツ」にカラー
    ベーシック一辺倒から脱却 「表面変化」力強く復活

    生地商社各社による17春夏婦人服地提案が活発化している。
    数シーズン続く保守的なベーシックの流れは一部で継続しつつも、
    スポーツテーストの流れが強まり、カラー提案も重要に。
    ファンシーやフェミニンの復調のほか、ボヘミアンやエスニック、
    花、果肉柄といったプリントも台頭。
    17春夏は数シーズンぶりに服地トレンドに大きな変化が 見られるシーズンになりそうだ。

    「ベーシック一辺倒から、素材をいじる傾向になってきた」と
    17春夏の婦人服地傾向を分析するのは瀧定名古屋。
    婦人服地卸国内最大手のスタイレムも
    「フラットな素材から質感のある素材への流れがある。
    糸形状、組織、後加工での表面変化が重要になる」と説く。

    このベーシック一辺倒からの揺り戻しとして顕著なのが、カラーの打ち出しだ。
    16春夏は軽やかなブライトカラーの拡大が顕著だったが、
    17春夏はカラフル感を継続しながら、インパクトのある強い色合いへと変化。
    濃淡問わず全体に色味が強くなっている。
    また16春夏はインディゴブルーなど寒色系の台頭が目立ったが、
    17春夏はローズやレッドといったホットな男色が新たな切り口。
    明るいだけでなく「鋭いカラフル感」が新たな色合いとして登場したことも見逃せない。

    スポーツテイストの進化、定着も同シーズンを表す傾向の一つ。
    スタイレムは、「スポーツテーストの素材に上質感を持たせ、
    ライトウエート、ストレッチ機能のあるテクニカル素材を多用」し、
    瀧定名古屋は、「フェミニンをベースに、スポーツテーストを加える」ことを重視する。

    プリントにも、久しぶりに脚光が当たりそうだ。
    アフリカやラテンアメリカの土着のパワフルな文化を表現する大胆な色や柄が重宝されるとともに、
    ジャカードやレースも交えて花や果実をモチーフにした色、柄が登場する。

    素材感として新鮮なのは、強撚糸使いなど楊柳、クレープの表現。
    涼しげな薄地にシボを配した触感と、風合いの軽やかさが夏場のフェミニン素材として注目される。

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