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2016年3月31日 瀧定名古屋 水平的・垂直的な
関係強化必要
  • 繊維ニュース 2016年3月31日

    瀧定名古屋 水平的・垂直的な
    関係強化必要

    瀧定名古屋では、一般的にウールのイメージが強いものの
    ウール以外の複合素材にも対応できるのが尾州産地の魅力だと考えている。
    紡績・毛織物業者だけでなく、染色加工業者のレベルも高いという。

    国内だけでなく、海外に向けての生地販売も積極的に推進している同社では、
    海外の産地と比較しても尾州のモノ作り能力と技術力、
    品質管理能力は優れており、セールスアピールはしやすいとしている。

    糸から独自の素材開発を強化することは大きなテーマである。
    このため、仕入先織物業者も企画力のある先に絞って
    戦略的パートナーシップの構築を進めている。
    その結果、毎シーズン新しい商品を打ち出して、
    鮮度のある素材を顧客に提供できる。

    同社は昨年、尾州産地以外で、福井県内の繊維関連業者の若手が
    連携して設立した「ITOMO」に参画している。
    ITOMOは、福井の繊維産業の若手が、水平的・垂直的に連携し、
    福井の繊維産業の明日を開くことを目的として設立したものだ。

    瀧浩之副部長は、「尾州でも同様な関係の強化は必要だと思う。
    組合などが連携して情報の共有化を図ればよい」と考えている。

    5~6年前までは尾州産地でも多品種小ロット
    クイックデリバリーができたが、繊維業者の減少で
    今は対応が難しくなってきているという。
    こうしたなか、取引先との取り組みを重視し、
    尾州の紡績や織物業者も企画段階から加わり、
    モノ作りに参加してもらう形を強める。

    現在産地内でネックになっているのは、閑散期・繁忙期の差が大きいことだ。
    「早期企画、早期発注を心掛け、尾州としっかり取り組むことで、
    産地の年間平準化生産のために努めていきたい」(瀧副部長)と話す。

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