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2016年2月15日 瀧定名古屋、高強度スーツ地披露 ミラノ・ウニカ
「コーデュラ」とウールを混紡
  • 繊維ニュース 2016年2月15日

    瀧定名古屋、高強度スーツ地披露 ミラノ・ウニカ
    「コーデュラ」とウールを混紡

    瀧定名古屋はイタリアで開催された服地見本市、
    「ミラノ・ウニカ」(MU)で、
    インビスタの高強度ナイロン「コーデュラ」とウールの
    混紡糸を使った織物を披ろうした。
    堅ろう度の高いスーツ地として欧米や日本向けに拡販していく。

    コーデュラナイロンは通常のナイロンの7倍の強度を持つインビスタの独自素材。
    瀧定名古屋の紳士服地部門が同素材を購入し、
    中国の紡績工場でウールと混紡した。
    同社によると、コーデュラナイロンとウールの混紡に成功したのは世界初。

    インビスタが実施した試験では、ウール・コーデュラナイロン混紡糸を
    使った織物(混率はナイロン66が27%、メリノウールが73%)は、
    一般的なメリノウール100%の織物に比べ、
    引っ張り強度が2.13倍、引き裂き強度が1.43倍、 磨耗強度が14倍高かった。
    加えてウールが持つソフトな風合いや防臭・防カビ性、
    復元性などは保たれている。

    近年はスーツを着用したまま自転車で通勤するなどライフスタイルが変化。
    こうした激しい動きに耐えられるスーツ地として拡販に期待する。
    2ウエーストレッチ性を有し、織り組織もいくつか用意した。
    またスーツ地だけでなく同社が独自開発した透湿防水素材
    「バンクス」を裏にボンディングした生地を
    コート地などに提案するほか、ポリウタレン混の開発も検討する。

    先行して米国の顧客に提案したところ反応は上々で、
    今回のMUや16日から始まる「プルミエール・ヴィジョン」で訴求し、
    海外顧客への浸透を図る。
    その後は国内向けでも打ち出しを強め、全世界的な拡販体制をとる。

    今回のMUではほかにも、レディース向けの化合繊を
    加工のバリエーションで見せたほか、
    メンズ向けでは丸編み地の表面変化などを訴求し、商談を進めた。

  • 繊研新聞 2016年2月4日

    瀧定名古屋16~17年秋冬向け紳士服地
    クラフト感に注目 ビンテージ調のウール軸に


    瀧定名古屋の16~17年秋冬向け紳士服地は、
    カジュアルスタイルでクラフト感覚や匠の技を
    イメージした凹凸感のあるウールが目立つ。
    土臭いワークやビンテージ調のブラウン系を軸にコクのある色が主流だ。

    スタイリングではファンシーヤーンなどでクラフト感のある
    素材を使いながらエレガンスなセットアップをはじめ、
    ナッピングや二重織りのウールを使った変わり襟のコートなどが注目される。
    ホップサックや目の詰まった綾織りなど
    ビンテージ調ウールをキーワードに、昔ながらの
    テーラーリングの雰囲気を再現した着丈の長いスタイルもある。

    スタイリング別の提案では、ジャケット・オン・ジャケットなど
    新感覚のレイヤードスタイルにはバスケットクロスや杢調ホームスパン、
    レトロなミックス感を表現したウール混が中心だ。
    おじいさんのワードローブにありそうなアンティークスーツには多色やマット調、
    からみとメッシュ調などの杢がポイントになる。
    クラフトマンコートではシルク混やモヘア混などでファンシーウールやブークレ、
    リング、ナッピングなど表面感のある素材を使う。

    また、アフリカなどのトライバルモチーフを部分使い、
    もしくは総柄で表現したセーターや羽織物なども注目される。

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