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2015年3月31日 瀧定名古屋、今年度は物作り強化 紳士服部門に生産部新設 カンボジア拠点も活用
  • 繊研新聞 2015年3月31日

    瀧定名古屋、今年度は物作り強化 紳士服部門に生産部新設
    カンボジア拠点も活用


    瀧定名古屋は今年度の経営方針として、物作りの強化を打ち出している。
    「”利は元にあり”の原点に帰り、生地では原材料、
    製品では縫製技術や品質・納期管理など基本になる知識やノウハウを熟知し」(瀧昌之社長)、
    これを受けた営業活動によって収益力の向上を目指す。

    同社の前年度(15年1月期)は大幅な増収増益となった。
    しかし「円安以降の仕入れ原価上昇が大きな経営課題として継続しており、
    長く続いた円高ドル安時代のドル建て輸入を基本とした
    収益構造の考え方から完全に脱皮していない」。
    増収増益であっても経常利益率2.7%は、「手放しでは喜べない水準」と見ている。

    一方でリーマンショック後から「顧客の懐に深く入る」をキーワードに、
    課別独立採算制を横串しでまとめてプロジェクト方式で
    主力顧客に対応する動きが成果をあげてきた。
    前年度の好決算は「この考え方が浸透してきたため」とし、
    今年度は、婦人服地部門に主力顧客に部門を取りまとめて提案する専門セクション、
    営業推進室を新設。部門横串の対応をさらに進める。

    部門横串の取り組みでは顧客と共同による商品開発を行って成果を上げたが、
    このために一歩先を先んじた原材料の準備、生地・縫製拠点の手配を行うなど、
    物作りのノウハウ提供も大きなポイントとなった。

    こうした経過を受けて今年度からは、物作り強化の一環として
    紳士服部門に生産部を新設した。

    営業部門に多数在籍する技術・指導スタッフや品質・納期管理の専門職を、
    「生産部という完結したセクションに集め、部門として人材活用や育成、
    技術や知識の継承、社内の物作り意識の向上を図る」のが目的。
    紳士服部門で組織として一定の軌道に乗れば、他部門にも広げる考えだ。

    また今年2月に100%出資で発足したカンボジアの縫製工場を、
    「物作りを理解し営業に役立たせるための学び場」としても活用する。

  • 繊維ニュース 2015年3月20日

    瀧定紡織品<上海>、過去最大級の個展開催
    インテキ上海出展と合わせ


    【上海支局】瀧定名古屋の現地法人、瀧定紡織品<上海>が
    18日からきょう20日まで上海市内で「2016春夏生地企画展」を開いている。
    「インターテキスタイル上海」にも出展し、
    "二本立て"で紳士服地から婦人服地、製品までの総合力をアピールしている。

    紳士服地は中国製を中心に日本、欧州製などの輸入品を訴求し、
    紳士服の製品も出展した。婦人服地は日本製がメーンだ。

    展示面積が300平方メートルと同社としては過去最大規模。
    「(テキスタイルコンバーターとしての)総合力をアピールしている」(瀧健太郎総経理)
    会場はインテキ上海の展示場から地下鉄で2駅目のホテルで、
    インテキ上海の同社ブースでも来場者の誘導に取り組んだ。
    「同時開催でより多くの来場者に来ていただける」と瀧総経理は狙いを説明した。

  • 繊研新聞 2015年3月18日

    瀧定名古屋15~16年秋冬向け紳士服地
    ウールタッチ拡充 硬質や強さを表現


    瀧定名古屋は15~16年秋冬向け紳士服地の第2弾で、
    ウールタッチの上質生地を増やす。

    「ディプロマン」をテーマに、一見黒を思わせる青みががった色を中心に
    ①薄く硬質②3Dスポンジングを含めた強度③未来的な高機能――などの素材を打ち出す。

    スタイリングではノーカラーのコートやジャケットにジレを重ねる着こなしが主流になる。
    キルティングや薄中わたのベスト、ダブルフェイスやボンディングのメルトンによる
    アーバンミリタリーなどがある。
    ポリエステルやナイロンによるコンクリートや岩肌をイメージした色味や、
    擬似ブラックなどの深みのある色でのトーン・オン・トーンが中心になる。

    スーツスタイルではストライプが復活しそうだ。
    ストライプはピッチ違いの切り替えやワイドパターン、
    コードタイプ、ボールドタイプなど。
    ジャガードによるドットやジオメトリック柄などグラフィカルなモードスタイルもある。

  • 繊研新聞 2015年3月13日

    名古屋・岐阜FB企業特集 
    私たちが創り、支えます


    瀧定名古屋 婦人服地部門ワカテカ・リーダー
    木佛寺希さん

    クリエーションを深く探り力をつける

    テキスタイルデザイナーとして、「若手のうちに力をつけよう」と
    昨年春に結成したチームが「ワカテカ」だ。
    婦人服地部門各営業課と企画室に所属するデザイナーのうち10人で構成する。

    クリエーション力を向上させる、キャリアと技術を積む、
    視野を広げる、研究心を忘れない、チームワーク力、
    一つのことを完成させる――というのが目標だ。

    昨年12月に東西で開かれた15~16年秋冬向けの部門展示会に
    「ルーツ」をテーマとして参加。
    ボタニカル、ブランケット、ジャージー、アルパカなどの
    サブテーマを深堀した生地や作品を紹介した。

    各人がそれぞれルーツを探り、
    プリントやレースなど扱っている分野を中心に生地をデザインした。
    今回、インスピレーションの源としたのは「植物や花柄」。
    課としての売れ筋を企画する営業課のデザイナーという役割も重要だが、
    自らデザインしている商品の裏側、付加価値な何かを掘り下げることが
    大切だと考えている。

    「生地の生産者、産地、品質などバックボーンがしっかりしていること、
    付加価値だと思うところを表側に出そう」と心がけた。

    チームをまとめるリーダーを任された。
    2回のディスカッションのまとめ役、方向性をフォーカスしている役割を担った。
    「面白い」とお客さんから反応があった。
    またクリエーターとのかかわりが増えたことは意義があったともする。


    瀧定名古屋 人事課 課長代理 渡部隆司さん(右)
    同 萩力さん

    短期上海留学で中国語研修

    人材研修のプログラムとして行っている一つが語学研修。
    3年ほど前から外部講師を社内に呼んでの
    週2回程度の頻度による中国語講座をスタート。
    次いで英語も同様な講座を開いている。
    今年からは社内のTOEIC試験上位の社員を対象に、
    会話力強化を目的としたコースへの受講を始めた。
    全体的にレベルアップ、意識付けでレベルアップさせたい。

    語学研修では、3月から海外留学を始める。
    上海でオール中国語によるコースを受講し、
    会話力を磨くのが目的だ。
    今後中国で活躍を期待する人材を選び、
    4ヶ月ほどの期間派遣する形で継続する。
    また英語力が必要なASEAN(東南アジア諸国連合)での
    事業が拡大していることを受けて、英語でも同様な取り組みを検討している。

    現場の社員教育では、社歴5年前後の先輩社員が
    新入社員を1年間トレーナーとなって教育する
    「トレーナー・トレーニー」制度も行っている。
    すでに10年以上行っているが、新入社員に教えることで
    トレーナー役の若手社員の成長も促している。

    このほかではマナー研修も必要ではないかと考えている。
    顧客と仕入先の両方で最低限の礼儀作法やマナーは必要だが、
    セミナーによって知らなかった知識を得るということもあるからだ。

    人材教育を担当しているのは総務部門だが、
    当社は営業部門からの移籍が多い。
    営業目線で「これは必要だ」というような研修メニューが提供できるところは、
    当社の強みではないかと思う。

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