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2014年7月9日 | クラフト、エスニックにスポーツ融合「エッジクラフト」掲げ |
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- 繊研新聞 2014年7月31日
瀧定名古屋紳士服地
プリントなど柄物提案/瀧定名古屋15年春夏向け紳士服地、上品な着崩し瀧定名古屋は、15年春夏向け紳士服地でカジュアルを中心にした
「エフォートレススタイル」をテーマに、ジャケットにハーフパンツなどの
上品な着崩し感に合う素材提案を強化する。
クールな色調のチェック柄や、エッジの利いたジオメトリック柄などをウールなどにも
プリントで表現する。
色はブルーやグリーン、白、薄いパープル、薄いピンクなど
穏やかな印象のパステルカラーが中心。
素材は、クラス感のある上質なもので、遠目から見ると無地に見えるチェック柄や
シャープなジオメトリック柄が主力となる。
継続して人気の高い麻は少し前にピークを迎えて落ち着いてきており、
ウールやジャージーへの注目が高いという。
スタイリングでは脱力ドレッシースタイルとしてはっきりした柄物ジャケットと、
無地調ハーフパンツの組み合わせに期待する。
モダンなアラベスク紋様やマイクロジオメトリック、ファンシーなクレストなどで表現する。そのほか、無地調ジレや柄物ブルゾンのセットアップにも出す。
モード調のバティック柄やナイロン系コーティングのチェック柄のブルゾン、
白の二重織りやミニブロックのジレ、タイルや壁紙モチーフのパンツなどがある。
濃紺とシルバーグレーと白の”モードトリコロール”の配色も注目される。
- 繊研新聞 2014年7月9日
瀧定名古屋婦人服地
クラフト、エスニックにスポーツ融合「エッジクラフト」掲げ瀧定名古屋は15年夏向け婦人服地で、「エッジクラフト」をテーマに据える。
手の込んだクラフト感や上品なエスニックテイストを、スポーツのムードと
融合しながらタウンウエアに落とし込む。スタイリングの軸はメッシュ調。
先行企画で経編み中心に引き合いが強く、定番のラッセルレースに加えて、
カラミ織やジャカード、パンチングなどのファンシーな織物を拡充した。
アッパーゾーンを意識したシックで上品なエスニック柄と組み合わせ、
夏のリラックススタイルを提案する。
素材は清涼感を重視し、強撚タイプや麻を増やした。
パリパリとしたペーパーリータッチの人気が高まっており、ウレタンコーティング
や細番のタイプライター、オイル加工でハリ感を足した素材も推す。
人気が続くパイルは、杢を粗引きにして変化を出す。
カラーは、トレンドのホワイトのバリエーションとブライトカラーを充実。
新たに打ち出すのが、染色加工のシオンテックと提携した草木染め「ヒーリングダイ」。
川上特化の開発プロジェクト「マスター・オブ・クリエーション」から発信する。
少量の化学染料を配合することで、ポリエステルやキュプラなどの長繊維も
ムラなくきれいに染まり、長繊維の光沢と植物染料のやさしい色合いの共存を可能にした。
15年春夏は、アロマやリラックス感を連想させる植物を選定し、約20色の織物を揃えた。
今後、ジャージーにも広げる。
